Shopify SEO内部対策について考えてみた

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こんにちは!

最近の巣ごもり需要の高まりと、オフラインでの販売が難化している状況を受けて、「オンライン販路を開拓したい!」と考える方も増えているのではないでしょうか?

店舗にとっては、例えばECサイトを構築して、オンライン販売をするという選択肢があります。

しかし、ECサイトを構築するだけでは売り上げに繋がりません。

そのサイトに顧客を誘導する必要があります。

ECサイトの構築は少なくない金額の投資になりますので、事前の情報収集と対策が必要ですね。

  • 以下のような状況は回避したい!
  •    オンライン販路を開拓したい!
  •    →お金をかけてECサイト構築
  •    →サイト訪問者が増えない
  •    →売れない。。

ECサイトに限らず、WEBサイトを構築する場合、その目的は構築したサイトを閲覧してもらうことです。したがって、サイトに誘導するための手段が必要となります。

例えば、リスティング広告、SNS広告などでサイトに誘導することが可能です。資金的に余裕があれば、マーケ会社などに広告運用を代行してもらうこともできますね。

今回の記事で注目したい誘導手段は、SEO(検索エンジン最適化)です。つまり、Googleなどの検索エンジンで、特定のキーワードで検索して上位表示を獲得するという方法ですね。

とりわけ、ShopifyというECプラットフォームのSEO対策について考えてみたいと思います。

従来、WordPressというプラットフォームがあります。WordPressについてはSEO対策のためのプラグインも充実しており、SEOノウハウも豊富に蓄積されています。

ですから、Shopifyで構築したECサイトとは別にWordPressのメディアサイトを構築して、WordPressからShopifyに誘導するという方法は、SEO的にみて妥当かもしれません。

それでは、Shopifyの内部コードを最適化してSEO対策することはできないのでしょうか?

このような問題意識のもと、色々と調べてみた結果、SEOマーケで有名なMOZという米国のマーケティング会社が書いた興味深いブログ記事を見つけました。

“Shopify SEO: The Guide to Optimizing Shopify”

以前に次のようなツイートをしました。

MOZの記事では、ShopifyというECプラットフォームのSEO内部対策について、かなり詳細に解説しています。

Shopify SEO内部対策のポイントは、大きく2つに分類できます。

  • ・Shopify固有の問題
  • ・一般的なSEO対策のShopifyへの適用

今回の記事では、MOZの記事を参考にしつつ、主にShopify特有の問題点に焦点を当て、SEO対策の具体的な方法について解説していきたいと思います!

Shopify固有のSEO対策

robots.txtとno index

Robots.txtとは、検索エンジンのクローラーに、特定のページを「見つけて欲しいor見つけて欲しくない」という情報を正しく伝えるためのファイルです。

クローラーに見つけて欲しい情報を厳選することによって、特定のキーワードについて検索上位に表示される可能性を高めることができます。

Shopifyではrobots.txtファイルはルートディレクトリに設置されています。

しかし残念ながら、Shopiryのrobots.txtを修正することはできません。

その代わり、特定のページをインデックスさせたくない場合は、ページごとにnoidexをつけて対処することができます。

noidexとは「このページをインデックスしないでください」という、クローラーに対するメッセージです。

具体的な手順は以下のようになります。

  • ・対象ファイル:theme.lquid
  •  →Layoutフォルダにあります。

・<head>タグの中に以下のコードを挿入します。

{% if handle contains ‘インデックスしたくないページのpage-handle' %}
<meta name="robots" content="noindex">
{% endif %}

・例えば、検索ページをインデックスしたくない場合は、以下のように書きます。

{% if template contains 'search' %}
<meta name="robots" content="noindex">
{% endif %}

以上です!

同一コンテンツに対する複数URLへの対処法

これはShopify特有の問題です。やや複雑かもしれません。

Shopifyでは、構造上、同一の商品ページに複数のURLが割り当てられています。

例えば、同一の商品ページに対してURL1とURL2があると仮定しましょう。

  • ・URL1: 通常の商品ページ
  • ・URL2: 例えば「おすすめ」カテゴリーの中の商品ページなど
  • →headタグ内には < link rel="canonical" href=URL1 > が付いている

ここでのポイントは、URL2の商品ページの<link rel=”canonical” href=URL1>です。

これはGoogleのクローラーから重複コンテンツと判断されることを避けるためのもので、「URL1のコンテンツが正しいバージョンですよ」というメッセージを意味します。

このように重複コンテンツとして判断されないような対策が講じてあり、一見すると問題はないかのように見えます。

しかし、canonicalではないページに対して複数の内部リンクが付いている場合があり、このようなケースでは問題が生じるかもしれません。

すなわち、「このページは正しいバージョンではないけれど、(複数の内部リンクを付いているので)重要なページです」という相矛盾したメッセージをクローラーに対して送ることになります。これはSEOの観点から見て好ましくありません。

このように、少し面倒な問題ですが、実は簡単な対処法があります。内部コードを次のように修正することで対処可能です。

  • 対象ファイル:Snipetフォルダ内のproduct-card-grid.liquid (Debutテーマの場合)

以下のコードを探します。

  <a class=“クラス名” href="{{ product.url | within: collection }}">

“within”以下を削除して、次のように修正します。

  <a class=“クラス名” href="{{ product.url }}">

これで重複URLがなくなります(リンク先がURL2からURL1に変わります。)簡単ですね!

導入するアプリの数を抑える

Shopifyには便利な機能を持つアプリが多数用意されています。

今回の記事では触れていませんが、実はSEO対策のアプリもたくさんあります。

しかしながら、アプリの数が多ければ多いほど、アプリ同士が競合して不具合が発生するリスクも高まります。

この問題は、WordPressにおけるプラグインの問題と同じですね。

本当に必要なアプリに絞って導入することが大切です。

一般的なSEO対策のShopifyへの適用

ブログを使ったSEO対策

あまり知られてないかもしれませんが、Shopifyのテーマにはブログ機能が用意されています。

投稿画面は、例えば画像のような感じになります(Debutテーマの場合)。

Shopifyのブログ投稿画面

タイトルやディスクリプションの追加もできます。その気になれば、特定のキーワードを狙って記事投稿をすることでSEO対策が可能ですね。

Shopify SEO対策

ブログを使ったSEOであれば、WordPressでのノウハウがほぼそのまま応用できるのではないでしょうか。

ECサイトのSEO対策の需要は高まるはず

今回は、Shopify特有のSEO対策に触れつつ、主に内部対策についてまとめました。

Shopifyは最も洗練されたもECプラットフォームの一つで、今後の発展が期待されます。

特に、ECサイト自体でSEO対策をする需要は、今後高まっていくのではないでしょうか。

Shopfiyについては、まだまだ日本語の情報は少ない状況です。

これからも情報収集を継続しつつ、ブログなどで共有していきたいと思います。

今回の記事が何かのお役に立てれば幸いです!